コロナ対策として行った”安倍マスク”や、「桜を見る会」など不支持と疑惑の中の総理交代に少なからず期待を持った人も多かったはず。
しかし政権発足から3ヶ月を迎える今、内閣の支持率が低下しているというニュースが出てきました。
期待したからこそ、政策に注目が集まる
「安倍のマスク」の失敗や、メディアが取り上げた「桜を見る会」の疑惑。
直接的な対人の原因は体調不良によるものだったが、総理が変わることに大きな注目が集まった。
”現状を打破してくれるかもしれない”
私もそうですが、多くの人がそんな期待を持ったと思います。
期待をされていたからこその期待値の高さもあるのかもしれません。
優先順位は何なのか
2020年は”コロナ”に関する政策が世界的に注目されました。
- ワクチンの開発や配布
- 自粛するべきか否か(緊急事態宣言)
- 経済対策
- 医療現場の負担
- コロナ対策(手洗い・マスク・仕切り・換気)
このところの菅内閣の支持率を押し下げている原因は、「コロナ対策」への評価です。
『携帯料金を安くする』必要はあるけども、今はコロナが最優先です。
しかし菅内閣に代わってから、のコロナ対策はあったのでしょうか。
世論と内閣の考え方のズレ
「Go To トラベルキャンペーン」でも賛否両論あります。
- Go Toトラベルキャンペーンが感染を拡大させた
- 人と人が接触する機会が増えて拡大した
- 観光地はいわゆる密な状態もあった
菅内閣の言い分としては…
『人の移動が原因で感染が広がるわけでは無いと認識している』
確かに経済を活性化させるには人や物が多く動くことでお金も動きます。
何を優先させ、重視するべきことを明確に伝える
コロナに対する対策の評価が大きく落ち、その結果内閣支持率も下がるという結果の菅内閣。
今何を優先しているのでしょうか。
つい最近では携帯料金の値下げを実現したとのこと。
確かに携帯料金は下がった方がいいですが、それよりも先にやるべきことがあるのでは?と思わずにはいられません。
またコロナ患者が増えたことで医療現場の負担が増し、医療崩壊が起こるかもしれない。
何を優先すべきかは難しい
「感染拡大を防ぐためにまた緊急事態宣言を出せばいい」こんな意見もあると思います。
この決断をした場合、経済悪化の要因になる可能性も高い。
「経済対策を最優先するべきだ」こんな意見もあると思います。
この決断をした場合、感染拡大の原因として確証はないですがGo Toキャンペーンのように叩かれるかもしれない。
コロナの拡大を防ぐか、経済の安定を優先するか。
バランスを取りながらがいいのかもしれません。
何をしても非難や批判はある
「コロナ対策・経済対策」
どちらかにバランスが傾けば必ず非難や批判も出てくる。
経済が悪化することで、自殺者が増加する。
コロナが悪化することで、医療崩壊や病死が増える。
批判を受けることを覚悟して、道を決めるのか。
それとも世論やメディアの情報に沿っていこうとして行ったり来たりのバランスをとるのか。
政権が終わってしまうのか、やり遂げるのか。
結果として見えてくるのはまだまだ先になりそうです。